東急田園都市線 三軒茶屋駅の改札を抜け、キャロットタワーに向かって地下街を進む。東急ストアをしり目にエスカレーターを上がる。Everyday Low Price西友側に進む。

目に飛び込んでくるカフェ。それが三軒茶屋の「普通のスタバ」だ。
普通のスタバ
普通のスタバとは言うまでもなく普通のスタバのことである。三軒茶屋に住む賢明な皆さんにはこの説明で十分であろう。しかし、三軒茶屋外様であり、スタバリテラシーの低い読者の方々も安心してほしい。「普通のスタバ」を理解できない場合には以下の記事を参照願いたい。
「普通のスタバ」を丁寧に解説するメディア。「The さんちゃ民」が、バリアフリーメディアであることを改めてご確認いただけたであろうか。
2019年2月15日 リニューアルオープン
そんな普通のスタバである、スターバックス 三軒茶屋店に行ってきた。三軒茶屋店は1月から改装を行っていた。2月15日にリニューアルオープンしていたが、エリート三茶民であるぼくらは改装直後に慌てて店を訪れたりはしない。リニューアル感を程よく残しながら店がこなれてくる3月末。この時期に訪れてこそ、真の三茶民なのである。
では、三茶民にとっての「普通のスタバ」とは何か。それは、作業場である。不幸にも、まともな書斎を持つことができなかった者、意思が脆弱であるために一人で学習や仕事を進めることができない者。そのような人々が吸い込まれるカフェ。それが、「普通のスタバ」である。

エリート三茶民であるぼくらは、素晴らしい書斎、気高く強固な意志を保有している。しかし、それ故に、ぼくらの心は驕り、傲慢さといったものに汚染されかねない。ぼくらは自分を厳しく律するため、不幸な者たちと時と場所を共有し作業を行う。
正しく生きる。エリート三茶民がエリート三茶民たる。ぼくらはそのための努力を怠ることはない。

そんな鍛錬の場である、スターバックス三軒茶屋店はリニューアルによって大きく変わってしまった。
改装前の三軒茶屋店には地下1階、2階の2フロアーに電源付きの大きな作業机が用意されていた。しかり、リニューアルによって地下フロアから作業机がきえてしまっていた。かろうじて2階には作業机が残っていたものの、あるべきものがその姿を消していた。
「電源がない。」
ぼくらは、言葉を失った。
これでは、コーヒー一杯で朝から晩まで作業することができない。
三軒茶屋の神は、「普通のスタバ」の十分な作業机と電源をぼくらから奪った。鍛錬の場である「普通のスタバ」の環境はさらに過酷になった。
神の啓示がおりた。三茶民としてのさらなる高みをめざせと。
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