ASAKO IWAYANAGI:芸術的な宝石パフェ

世田谷区には、他の区にはない強みがある。それは渓谷があることだ。都心に突如現れる自然地帯。それが等々力渓谷である。もちろん、世田谷で最も優れた都市の1つである三軒茶屋からは、バス一本で行くことができる。

そんな等々力渓谷から、徒歩で行けるスイーツの名店がある。「パティスリーASAKO IWAYANAGI」だ。

ASAKO IWAYANAGIは、等々力駅から東急大井町線の線路沿いに歩いていると発見できる。立ち並ぶアパートに溶け込むように、おしとやかに店を構えている。有名店の割には見た目はおとなしく、注意深く見ていないと通り過ぎてしまいそうだ。

店内はマットな灰色を基調とした無機質な雰囲気になっており、ショーケースに並ぶケーキたちの鮮やかさが映える。平日の日中にも関わらず、カフェ利用やテイクアウトのお客さんが絶えない。心なしか、インスタ映えが好きそうなキャピキャピ系の女子は少なく、大人っぽいオシャレなお客さんが多い気がする。

ケーキはどれも美味しそうだが、この店の名物といえば宝石のようだと形容されるパフェである。パフェは、季節に応じて中身が変わるようだ。今回は、5月のパフェの1つである、レモンとバジルをモチーフとした「パフェビジューシトロン」(3200円)を頂いた。

上にはレモンのシャーベットとバジルのアイスが乗っており、下にはレモンのジュレやお茶のジュレ、サワークリーム、チーズケーキ、キウイのマリネなど、芸が細かなものが10種類以上入っていて豪華である。見た目が華やかなだけでなく、具材の1つ1つが丁寧にこだわって作られている。全体的にかなり口当たりが爽やかなパフェであり、最後まで様々な味の組み合わせを楽しむことができた。

相対的に見れば3200円は強気価格だが、このパフェは確かに「作品」であり「宝石」であり、妥当な価格だと言える。一口一口が愛おしくなるような、パフェを味わっている時間を大切にしたくなるような、そんな宝物のようなパフェであった。筆者はパフェブームに乗っかっていないので他の店のパフェを知らないが、このパフェには確かにプロの底力を感じた。

なお、ガラス越しにパフェを作っている様子を眺めることもできる。

カフェスペースの隣の建物には「ASAKO IWAYANAGI PLUS」がある。

こちらの店舗も無機質でカッコイイ。

ここでは焼き菓子やミニパフェ、オリジナルチョコレートなど、テイクアウト用の多様な菓子が売られている。こちらもどれも美味しそうである。せっかく来たなら、自分用のお土産にいくつか買って帰るのも良いだろう。誰かへのプレゼントにしても喜んでもらえそうである。

ASAKO IWAYANAGIは、評判通りの芸術的なパティスリーであった。等々力渓谷の自然に癒され、宝石のようなデザートに癒される。そんな幸せな1日を送れる平和な世界に感謝する。

ASAKO IWAYANAGI 公式ホームページ:https://asakoiwayanagi.net/

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