バウム尾山台:質で勝負する堅実な専門店

三茶民の生活県内は、東急電鉄によって支配されていると言っても過言ではない。もしも東急田園都市線や東急バスがなかったら、我々は渋谷に出ることすらできない。三軒茶屋を陸の孤島から救っているのは、まさに東急電鉄なのである。

そういう感謝の念があるので、三茶民はよく東急線を利用し、東急沿線の駅について調査を行っている。尾山台駅は、三茶民が注目している駅の一つである。なぜなら、尾山台と三軒茶屋は「中途半端なおしゃれ」感で実力が並びそうな町だからである。つまり仲間意識がある。尾山台民がどう思っているかは全く知らない。

中途半端なおしゃれさを代表するお店の1つが「バウム尾山台」である。

バウム尾山台は、駅から歩いてすぐの位置に店を構えているバウムクーヘン専門店である。

お店は小さく、商品も多くはない。いくつかの味の少数精鋭なバウムクーヘンたちで勝負を仕掛けている。なんでも、北海道産の良質な素材を使用しているのが売りだという。また、添加物などがなく子供でも安心して食べられるような配慮がなされているようだ。つまり完全に質重視。

ホールのバウムクーヘンと、カットされたバウムがある。カットバウムの価格帯は300~400円程度と、パティスリーのケーキよりは少し安いが、パン類の相場よりはちょい高いといったぐらいである。味によって値段が微妙にことなる。

今回はカットバウムの「プレーン」と「抹茶」を購入して帰った。バウムクーヘンというと、時々パサパサしているものもあるが、バウム尾山台のバウムクーヘンはしっとりしており、密度も高い。プレーンはバターの甘さをしっかりと楽しめ、抹茶は重たすぎない抹茶風味が楽しめた。バウムクーヘン一本でやっているだけあって、質へのこだわりは確かに感じられる。

袋のデザインがなんとなく可愛らしかったので撮影した。

商品の質は良く美味しいが、コンセプトや見た目のインパクトに欠けるような不器用な堅実さがある。こじんまりと良いものを作っている。バウム尾山台にはそんな感想を抱いた。筆者はアンチインスタ映えなので、こうした主張しすぎない店には好感を抱く。三軒茶屋に同様におしゃれさが突き抜けていない尾山台にふさわしい店であった。

バウム尾山台 公式ホームページ: http://baumoyamadai.com/

スポンサーリンク

シェアする