PANDA SUGAR:三茶で一番の神タピオカ店

三軒茶屋は、千年に一度の大変革を迎えつつある。なんと、街がタピオカ激戦区と化しているのだ。THE ALLEYに始まり、ヤに濁点がついた店、そしてPANDA SUGARと、タピオカ屋のオープンが相次いでいる。

正直、筆者はタピオカを毛嫌いしている。否、食べておいしいと感じた上で、嫌っている。なぜなら、タピオカを飲むようなキャピキャピした女子たちが三茶に増えてほしくないからだ。原宿や池袋でやれ、というのが正直な感想である。

PANDA SUGARについても、建設中のインスタントな外観から、ブームに乗っかって稼ぎたいだけのポリシーのないタピオカ屋に違いないと、たかをくくっていた。

しかし、PANDA SUGARは神だった。ぜひ、メニューを見てほしい。

あなたには見えるだろうか。

「チョコレートミルク」という文字が!

「ココナッツミルク」という文字が!!

「タロイモ牛乳タピオカ」という文字が!!!

「紫イモ牛乳タピオカ」という文字が!!!!

タピオカビジネスの最大の欠点は、私のようなカフェイン弱者を相手にしていないことである。タピオカと同居しているのは、おおむねカフェイン飲料である。台湾のなんとか茶、抹茶、紅茶…どんなにバリエーションを提示されようと、カフェイン弱者には一つも選択肢がないに等しい。

しかし、PANDA SUGARは違う。カフェイン弱者でも飲めるドリンクが、なんと4種類も用意されている!これを神と言わずして、何が神なのだろうか。

私は今まで、正午以降カフェインが飲めない悔しさを噛みしめながら生きてきた。タピオカへの嫌悪感の裏には、自分が消費者としてターゲティングされていないことへの悲しみが隠されていたのかもしれない。そんな寂しい人生を、PANDA SUGARはあっさりと書き換えたのである。

さっそく、「紫イモ牛乳タピオカ」を購入した。

紫芋のペーストと牛乳のコンビネーション。そして弾力のある黒いタピオカ。牛乳は人肌程度であり、腸にやさしい。氷は入っていない。甘すぎないので、甘ったるいのが苦手な人でも安心して飲める。うん、おいしい。

なお、ほかのメニューでは氷の量やら甘味の量やらを選べるようだが、紫イモ牛乳タピオカにはその選択肢はなかった。

ああ、夕方にタピオカが食べられる日が来るなんて!!!!

こうして私は、晴れて「タピオカを飲むキャピキャピした女子」の一員に成り下がったのであった(完)。


※一つだけ残念だったのは、タピオカを手渡したアルバイトの女の子の爪が長かったことだ。飲食業なら、長い爪だけは勘弁してほしい。不衛生で、気持ち悪い。この点だけ、運営者から十分指導してもらいたいところである。それ以外は全力で神認定していく所存なので、ぜひ改善していただきたい。