VENT DE LUDO:尾山台に本場フランスの風が吹く

三茶民は、尾山台に仲間意識を持っている。名づけて「中途半端におしゃれ」仲間である。我々は、自由が丘や二子玉川のように分かりやすいおしゃれさを有していない。しかし世間一般から見るとおしゃれ扱いされる。そういう中途半端なおしゃれさを背負った仲間なのである。

尾山台の中途半端なおしゃれさは、すべてが全体的に中途半端というよりは、「おしゃれ度が突き抜けている店」と「そうでない店」の平均を取った結果中途半端なレンジに収まる、という印象の中途半端さである。

おしゃれ度が突き抜けている店を代表するのが「VENT DE LUDO」である。

VENT DE LUDOは、ヴァン・ドゥ・リュドと読む。完全にフランス語読みのパン屋である。外観も鮮やかなブルーで、パリの一角を切り取ったようである。

三軒茶屋のブーランジュリーボヌールも、かなりフランスを意識して「フランスフェア」などを開催しているが、VENT DE LUDOは意識の高さがまるで違う。なぜなら、フランス国家最優秀職人章「MOF」を受賞したフランス人のパン職人のもとで修行を受けた人たちが作っているパン屋だからである。

店内にはパンの良い香りが立ち込める。食パンやサンドイッチといった身近なパンや、オリジナルの創作パンが種類豊富に揃っており、あまり見たことのないようなパンも散見される。

写真はややブレてしまったが、このパンがもっとも見た目にインパクトがあった。オリーブをダイレクトに味わえそうである。

三茶民は庶民派なので、フランスっぽいパンの代表といえば「クロワッサン・オ・ザマンド」だという勝手なイメージを持っている。珍しいパンを傍目に、 クロワッサン・オ・ザマンド(388円)を購入して帰った。

VENT DE LUDOのクロワッサン・オ・ザマンドは、バターたっぷりのクロワッサン生地に、香り高いアーモンドが余すことなくのっかっている。生地はサクサクとしており、粉糖もしっかりとかかっておりほどよく甘い。全体的に口の中に立ち上る香りが豊かで、普通のクロワッサン・オ・ザマンドよりも洗練された上質なパンであるという印象を受けた。

VENT DE LUDOのふるさとはブルターニュ地方であるらしい。他のパンもきっとブルターニュの風を感じられる本格的なパンなのだろう。他にも気になる個性的なパンが多数見受けられたので、また別の機会に尾山台に訪れた際には足を運び、パンリテラシーを高めていきたいと思う。

VENT DE LUDO 公式ホームページ:https://www.pompadour.co.jp/ludo/index.html

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