パスタバルMiKiYA’s:もちもちパスタ

突然だが、三軒茶屋は一人っ子ではない。実は二人の兄弟がいる。二子玉川と自由が丘である。誰が兄で誰が弟なのかは知らない。兄なのか姉なのかもよく分からない。しかし、三軒茶屋、二子玉川、自由が丘は兄弟関係にある。なぜなら、東急電鉄がこの地点を「東急トライアングル」と呼んでいるのだから――

個人的には、三軒茶屋よりも自由が丘のほうが大人びており、こじゃれているので、三軒茶屋の「お姉さん」だと予測している。さらに、自由が丘と二子玉川を比べると、二子玉川のほうが高級感があるので、二子玉川が「一番上のお姉さん」だと思っている。三軒茶屋の性別はどちらかと言えば男性な気がする。「自由が丘マダム」や「ニコタマダム」という言葉はあるが、「三軒茶屋マダム」という言葉は聞いたことがないので、三軒茶屋と女性のイメージは紐づいていない。

そういうわけで三茶民は自由が丘にもご縁があるので、自由が丘にもよく行く。 自由が丘には、三茶にはないタイプの飲食店がある。その一つが、パスタバル MiKiYA’s(ミキヤズ)だ。

ミキヤズは、自由が丘から徒歩5分ぐらいの場所にある。1階に生活雑貨店がある建物の2階にある。初めて行った時から4年ぐらいは継続している店である。飲食店は寿命が短い中、そこそこ続いている中堅どころの店だと言える。

看板にある通り、最大の売りは「もっちもちの生パスタ」である。三軒茶屋には、もちもち系の生パスタの店はないので、自由が丘に来たらよく足を運んでしまう。

階段を登ると入り口がある。「パスタバル」という名の通り、バルっぽいラフな雰囲気を醸し出している。

店内は比較的ガヤガヤして活気づいているが、パスタ好きのキャピキャピ女子や、お一人様でも足を運びやすい解放感がある。誰でも受け入れてくれそうな雰囲気なのである。

こちらがランチメニューである。いろいろなパスタが用意されており、値段も1000円前後と手軽である。

まずは「こぼれてる!フライドポテト」(540円)を注文。三茶民のソウルフードはポテトであり、ポテトにはその店の本音が現れると信じているのである。

ミキヤズのポテトは、マクドナルドのポテトよりも細く、揚げている部分の表面積が多いため、比較的脂っこいポテトであった。好みからは少々それるが、まあ食べ続けていれば美味しくなる。そして実際に、このようなこぼれた状態で提供された。なかなかこぼれたポテトを見る機会はないので、パスタを待っている間に前菜代わりに食べるのは良いだろう。

そして「カルボナーラ」(950円)が到着。ミキヤズの麺は本当にもっちりしている。もちもち系パスタが嫌いな人でなければ、誰もがそのおいしさに納得するであろう説得力の高い麺である。そしてカルボナーラのソースもとろ~り濃厚であり、もちもちした麺によく絡んで美味である。カルボナーラというと具のないものも多いが、ここのカルボナーラには分厚いベーコンが十分量入っているので、途中で味に飽きる心配もない。個人的にミキヤズのカルボナーラは、理想のカルボナーラ像に合致するカルボナーラの1つである。

そして同伴者が食べたのは「エビのトマトクリーム」(1100円)である。私は一口頂いたが、海老の風味がしっかり凝集されており、こちらもおいしいトマトクリームであった。入っているエビもぷりぷりで、ケチっている感じがない。クリーム系のソースと、もちもちパスタ麺の相性は抜群である。こちらもソースがたっぷり入っているので、麺に対してソースが不足するような心配はなさそうだった。

さすがは、三軒茶屋のお姉さんこと自由が丘。ミキヤズは、もちもち生パスタを食べたい三茶民の駆け込み寺だと言える。行ったあとで必ず満足して帰ってこれる貴重な店である。三軒茶屋と自由が丘はバスで一本で行けるので、もちもちが恋しい日に足を運んでみると良いだろう。

パスタバルMiKiYA’s 公式ホームページ: http://www.up-to-you.co.jp/shop.html

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