プライスワンの跡地、新しい八百屋になる【栄通りニュース】

三茶民の愛するプライスワンを失ってから四カ月近くの月日が流れた。

これがプライスワンの跡地である。 のれんが仕舞われることもなく、ただそこにプライスワンがいた過去だけを寂しく物語っている。夜の跡地は昼よりも一層寂しげだ。

プライスワンは、酒屋であり、コンビニであり、八百屋であった。店舗の入り口に並んでいた規格外と思わしきサイズだけど味は美味しい安価なトマトが懐かしい。三茶民は八百屋として、プライスワンを愛用していた。プライスワンがいなくなってからというもの、栄通り側に住む人々の野菜供給源はダイエー一本に絞られた。

しかし、プライスワンの跡地にもようやく変化が訪れ始めた。

よくみると、新店舗に関する張り紙が張られているのである。なんと、八百屋の後に八百屋ができるらしい。名前は「フルーツ&ベジ太子堂村2号店」。フルーツ&ベジ太子堂村とは、茶沢通り沿いにあり、週末はいつも八百屋らしからぬ大繁盛っぷりを見せている。三茶においての八百屋界のエース、それがフルーツ&ベジ太子堂村である。この八百屋で購入したことはないが、三茶の住人として急激に領土も規模も拡大しているのを傍目に見ている限り、ビジネスが上手いのだと思われる。

そんなフルーツ&ベジ太子堂村の2号店が、プライスワン跡地にできるそうだ。プライスワンという名の八百屋を失った栄通り側に住む人々の空虚にスっと忍び込んでくるあたりに、ビジネスの上手さを感じる。

果たして、フルーツ&ベジ太子堂村2号店は、プライスワンの喪失を上書きしてくれるような八百屋なのかだろうか。期待をふくらませながら開店を待つ。

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