THE KINTAN STEAK:東京タワーを傍目に肉を頬張る

「東京カレンダー」というメディアによれば、三軒茶屋より恵比寿のほうがワンランク上で、偉いらしい。「どれどれ、どの辺がワンランク上なのか、見てやろうじゃないか」。三茶民は周りの目を気にしないゴーイングマイウェイなところがありながらも、外の世界を知ろうとする積極性を持ち合わせた、いわゆる”デキた人間”であるので、恵比寿に偵察に向かった。

三軒茶屋といえばキャロットタワー、恵比寿といえば恵比寿ガーデンプレイス。これが三茶民の勝手な恵比寿イメージである。そこで今回は、ガーデンプレイス内に入っているレストラン、THE KINTAN STEAKで肉を堪能することにした。

ガーデンプレイスのエレベーターに乗り、38階へ向かう。キャロットタワーの展望台は26階。レストランフロアなのに高級感が漂っている。キャロットタワーのレストラン「スカイキャロット」にはない高級感…

すでに恵比寿への敗北を感じつつも、KINTANに向かう。

これが入り口である。ランチなのにお高そうな店にしか見えない。恵比寿に努めるエリートビジネスマンたちは、いつもこんなところでランチをしているのだろうか。

店内は広く、入り口で感じたような重々しさはなく開放的である。各々が食事を楽しむ空間が広がっている。

しかし、我々が案内されたのは、窓際の席だった。これはただの平凡な窓際ではない。東京を一望できるだけでなく、目の前にはなんと東京タワーが聳え立っているのである。

これが窓から見える景色である。「人がゴミのようだ」とすら言ってられないほどの高層から東京を眺めることができる。昼間からこんな贅沢をしていいのか。恵比寿に努めるバリキャリOLたちは、いつもこんなラグジュアリーなランチを堪能しているのだろうか。

あまりの衝撃に、紙のメニューは撮影しそびれたので店頭のメニューで勘弁してほしい。すでに空間でお腹いっぱいになりそうだが、今回は「KINTAN スペシャルステーキセット」の300g(2980円)をオーダーした。せっかくだから一番いいミックスステーキを食べてやろうという魂胆である。

最初にセットのサラダとスープが届く。葉っぱがメインのシンプルなサラダと、牛すじのような肉の出汁が効いたスープ。野菜も柔らかく、これから肉を消化する体制を作る準備運動には適切な前菜である。おかわりが自由にできるようなので、ダイエット中の人は肉の前に野菜を大量に食べておくと良いかもしれない。

そしてこれがステーキたちである。牛タン、サガリステーキ、牛ロース、フィレ肉の四天王が集結している。どの肉も分厚く、噛み応えががありながらも、柔らかくジューシーである。特に牛タンとフィレ肉が柔らかくて美味しかった。牛タンは仙台の牛タン店で出てくるものよりも分厚く、タン(舌)を食べているという感覚を強く受ける。300gは正直多い。咀嚼回数の多さも半端ではなく、やや口が疲れてくる。しかし、だからこそ十分な満足感を得られる。

ライスは白米か十六穀米から選べる。三茶民は意識が高いので十六穀米である。

肉で胃を敷き詰め終え、そろそろ帰ろうとしていたタイミングでデザートが現れた。さくらんぼ味のゼリーにベリー系のソースがかかっている。お口直し的なデザートであるが、普段口にしない組み合わせだったので、印象的な締めとなった。

こうして三茶民の恵比寿偵察が終了した。恵比寿が三茶よりワンランク上で偉いかはまだ分からない。しかし、少なくともキャロットタワーよりガーデンプレイスのほうがワンランク上だと考える人間が多い可能性があることについては理解した。今度はディナーの時間に来店し、夜景と共にムーディな時間を過ごしながら、より恵比寿民への理解を深めていきたいと思う。

THE KINTAN STEAK 公式ホームページ: https://www.the-kintan.com/index.html

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