氷川サービスステーション:昔ながらの定食屋

三軒茶屋駅から電車に揺られること2時間強。三茶民が都会の生活に疲れた時に訪れる場所。それが奥多摩である。奥多摩には、鳩ノ巣渓谷や御嶽山、奥多摩湖など、自然を楽しむスポットが充実している。

この日も我々は、午前6時過ぎに家を出て8時半には奥多摩駅に到着。普段のサラリーマン生活ですり減った心を癒すため、自然とのふれあいを存分に楽しむ。奥多摩は都心部よりは気温が低いが、この日の最高気温は30℃を記録していた。歩き疲れて、奥多摩駅に戻った頃には14時を回っていた。汗をかき、疲れた体は塩分を欲していた。

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昔ながらの良心的な定食屋

そんな我々を救ったお店が「氷川サービスステーション」である。氷川サービスステーションは、奥多摩駅の真向かいにある、お土産屋兼定食屋である。

駅の目の前という一等地にあり、観光客を相手にする店でありながら、価格は良心的。好感が持てる。手打ちそば、手打ちうどんを売りにしたお店のようで、我々が入店したころ(14時頃)にはうどんが売り切れており、入店後すぐにそばも売り切れとなった。

塩分を欲する我々はラーメンを頼む事にした。

店内は、昭和感溢れる内装である。川のせせらぎをBGMに、人を落ち着かせる不思議な空間であった。

こちらは、「山菜ラーメン」(800円・税抜き)。

昔ながらの醤油ラーメンの味付け。昨今の、刺激の強いラーメンに慣れた舌には薄味と感じるかもしれないが、疲れた体に優しい美味しいラーメンであった。

そして、「味噌チャーシューメン」(1100円・税抜き)

味噌ラーメン専門店のように、味噌のコク深さを味わうといったラーメンではないが、まっすぐに味噌の旨味を楽しめるさっぱりとしたラーメンだった。チャーシューについては肉厚であり、しっかりとした食べ応えがあった。

「山女魚の唐揚げ」(700円・税抜き)。

高温でカラッとあげられた山女魚は、骨まで食べられる。塩気の強い味付けと柔らかくジューシーな魚の身が疲れた体に元気を呼び戻す。

一石山神社の狛犬

観光地の飲食店にありがちな不遜な接客を受けることもなく、むしろハキハキとした心地よい接客を受けることができた。提供される食事も、良心的な価格で美味しい。自然との触れ合いだけでなく、食事の時間もまた、楽しい時間として我々の記憶に残った。

奥多摩で心の元気を取り戻す三茶民たちよ。氷川サービスステーションに立ち寄ってみてはいかがだろうか。そこでは穏やかな時間と、優しい食事が待っている。