ヤマゼンのリビング扇風機「YLR-BG303」開封レビュー

今回は、2019年の夏を共に乗り切ったヤマゼン(山善)のリビング扇風機「YLR-BG303」を紹介したい。使用期間は7月からの3カ月間。我々三茶民に快適な睡眠を提供してくれた扇風機である。

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扇風機の買い替え

夏の暑さが本格化する直前、苦楽を共にしてきた2台の扇風機はその天命を全うしようとしていた。彼らはもう、ろくに首を振ることすらできない。そんな状態でもなお、彼らは涼しげな風を我々に届けるため、最後の命の炎を懸命に燃やし続けていた。

「もう休ませてあげよう」――私は決断した。

しかし、いざ、扇風機を買おうと電気屋を訪れてみると、そこはもう私の知っている扇風機売り場ではなかった。

AI、サーキュレーター、羽根なし、タワー型…

数万円のオシャレ風な扇風機が所狭しと陳列されている。

「そうじゃないんだ!もっと普通の扇風機はないのか!」

ボタンを足で踏むとおもむろに羽根が回りだす。モーター部分のつまみを引っ張ると首振りが始まる。私はそんなぬくもりのある扇風機と人生を歩みたい。「懐古主義乙w」。人にはそう後ろ指をさされるかもしれない。だが、私の人生だ。好きな扇風機と暮らす権利はある。

そんな私の気持ちにこたえるべく、この国にはジェネリック家電メーカーが存在する。アイリスオーヤマ、船井、山善、小泉成器…名だたるジェネリック家電メーカーの扇風機の調査を重ね、ついに我が家に迎え入れる扇風機を決定した。

株式会社山善のリビング扇風機「YLR-BG303」である。3千円~5千円程度で購入可能な普通の扇風機だ。

YLR-BG303を開封

良い扇風機だったら、当メディア「THE 三茶民」で紹介しようと開封時にちゃんと写真を撮っておいた自分を褒めたい。開封レビュー、開封レポートはApple製品や高級デジカメ、スマホのためだけのものではないのである。

まずは外観から。

「部屋干しにおすすめ!!」

扇風機と一目でわかるイラストと、30°まで上向きにできる機能を「部屋干し」というユースケースに置き換えてアピールしている。三軒茶屋メディアを運営する者、一人の表現者として、ヤマゼンの「ユーザと向き合う」という強い思いに感銘を受けざるを得ない。

上下がはっきりわかるイラストであることから、ほとんどのユーザは段ボールの上部から箱を開封するであろう。まずは飛び込んでくるのは取扱説明書である。組み立てに不安のあるユーザに対する気遣いが感じられる。

すべての内容物はこちら。

慣れ親しんだ普通の扇風機である。一目見ただけで組み立て手順が頭に浮かんでくる。私は、普通の扇風機を普通に作り上げる、山善の真摯な姿勢を信じて、取扱説明書に頼ることなく扇風機を組み立ててみた。

組み立て前に、まずは埃一つない未使用の美しい羽根を堪能する。「私がこの夏を涼しくしてみせよう」。そんな扇風機の思いを象徴するかのような、青く透明な羽根が美しい。

組み立てを開始する。

カバーを固定するには時計回りに回せばよいことが一目瞭然である。

すべてのパーツは、どちらに回すべきかが明示されている。一切悩むことなく組み上げは順調に進んでいく。

5分もかからず扇風機が組みあがった。誰もが想像する普通の扇風機である。青と白のカラーリングも涼し気で、扇風機が存在しているだけで心の温度が少し静まってくる。

圧倒的分かりやすさの追求

ヤマゼンの扇風機の分かりやすさは組み立てだけではない。

通常利用においても圧倒的に分かりやすい操作性を実現している。

「入・切」、「風量」、「タイマー」、「リズム風」

機能がすべて文字で表記されている。デザイン性を謳いながらアイコンだけですべてを表現するなどのメーカー側の押し付けを一切排除している。どのボタンがどの機能であるか一目瞭然である。結果、ストレスなく扇風機を使うことができている。

普通の扇風機を普通に使いたい。そんな私の扇風機への思いを体現したような扇風機。それがヤマゼンの「YLR-BG303」なのである。

文句なしにおススメの普通の扇風機である。

山善公式ホームページの商品詳細:https://www.yamazen.co.jp/yamazenbook/product/product01/YLR-BG301